石匠あづま家では、これまでも墓地修復など、“お墓ドクター”としてさまざまな墓地メンテナンスを行ってまいりました。
　石匠あづま家は、今年で創立１００周年を迎えます。これを記念して墓地メンテナンスのご案内を申し上げます。費用については、それぞれの墓地の現状によって異なりますので定額をお示しすることはできませんが、随時割安で御見積をいたしますので、お気軽にご相談ください。
 
＊墓地清掃・植木剪定
　墓地の草取りや植木剪定は、年に何回かお参りなさった時に手入れをなされば、大した手間もかかりません。けれど、１年草取りをしなければ雑草はいっぱい繁茂します。これをきれいにするのは大変です。ご法事やお埋葬のときに久しぶりにお墓に行ってみると大変なことになっていたということをよく聞きます。やはり、年に2回のお手入れをなさるのが理想です。
　けれど、お忙しくてお墓参りができない。お年を取ってなかなか草取りまで手が回らないという方々が多いのではないでしょうか。そして、お墓管理は大変だ～と思ってしまわれる。そんな方々のために、石匠あづま家では墓地掃除・植木剪定の代行を承っております。

料金は、あくまでも目安です。墓地の大きさ、雑草の種類、植木の数と大きさによって変わります。ご相談を承れば、すぐに現地に出向いて状況を確認し、見積りをさせていただきます。

 

 

 

　前述のように、お墓参りの際に墓地の雑草に難渋していらっしゃることがあると思います。お掃除以外に、根本的な雑草対策も勿論あります。当社でご提案するのは次の3つです。
 
１　コンクリート打設　化粧砂利敷き込み
　墓地の平面（土間）にコンクリートを打設して、雑草種子の定着・発芽を根本的に防いでしまう工法です。墓地の土の部分をコンクリートで固め、そのコンクリートの上に化粧砂利を敷き込んでコンクリートを隠して元の墓地の姿に戻す工法です。これによって雑草が生えることはなくなります。ただし、水抜き穴や周囲の壁などの隙間からたまに生えてくることがあります。また、年月を経て風などで飛ばされてきた砂などで土がたまると草は生えます。けれど、あくまでコンクリートによって草の根は生長しないので簡単に摘み取ることが出来ます。

 

２　コンクリート打設　化粧砂利埋め込み
　コンクリート打設と同時に、化粧砂利を埋め込んでいく工法です。こうすれば、コンクリートと砂利の間に隙間は出来ないので、いつまでも雑草は生えてくることはありません。（水抜き穴の部分は例外です。穴がなければ墓域に雨水が溜まりますので水抜き穴は必要です。）

 
 
３　板石貼り付け
　コンクリートと同時に研磨した板石を敷き詰めていく工法です。敷き詰める板石は墓碑と同等の石ですので、とても美しい仕上がりになり、いつまでも汚れることがありません。きっと見違えるほどの墓地になることでしょう。

 

　雑草や墓地の汚れ、また囲障の目地切れなどは外面的な欠損なので目に付きますが、ご遺骨を埋蔵してある納骨室は普段は見ることはありません。けれど、日頃のご参拝の際に、雨水や土砂が納骨室に流れ込んでいるのではないかと気にかかったことはありませんか。古い従来の埋蔵式では、どうしても植木の根や土質の影響が納骨室にも及び、それを防ぐことは困難です。
　私どもは、埋葬などの都度、納骨室に堆積した土砂や溜まった水や虫を排除してなんとか清掃をしてしのいでおりますが、めったに開けることがない古い埋蔵式の墓地の納骨室の内部をみて心を痛めることが多くあります。その対策として、古い墓地であっても、縁石材をもって納骨室を完全に塞ぐ置蓋式を採用することによって、旧方式の弊害をなくす大きな成果をあげることが可能です。
　この置蓋方式は、旧方式からの変更も容易で、墓石を移動する必要もなく短時間で施　工できます。墓所整備も一環として検討なさってはいかがでしょうか。